保険代理店の社長さんの平均年収
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生命保険の仕事をしている方は、生保レディ・保険営業マンの平均年収をご存知だと思いますが、これから就職・転職する方に対して、平均年収について解説します。
まず、「平均年収」という言葉についてですが、平均は、あくまでも平均ですので、「あまり参考になる値ではない」ということを理解しておかないといけません。
よく、プロ野球選手の平均年収が2,000~3,000万円などと言われますが、このカラクリがわかれば、ほかの業種の平均年収もだいたい推測できるようになると思います。
プロ野球選手の二軍選手の年俸は400~600円程度ですが、一軍で活躍している一部の選手の年俸が一億円ぐらいあるため、平均すると上記のような数字になるだけです。
テレビや雑誌などでは、このような事を述べると子供たちの夢をつぶすことになりますので、このような事実をメディアで公開されることは、ほとんどありません。
保険代理店の社長さんの平均年収も同じことが言えると思いますが、地域で営業している方の場合、少ない方で300万円、多い方で1,000万円ぐらいだと思います。
上記は、あくまでも推測ですが、法人として営業している総合保険代理店であれば、もう少し多いと思いますが、本当の年収は財務諸表を見てみないとわかりません。
ただ、生命保険の代理店というのは、商品が保険証券になりますので在庫を抱える心配がないため、保有契約数や契約している保険金額の高さが手数料になります。
報酬の単価や計算は、各生命保険会社によって異なりますが、たくさんの保険契約を獲得すれば、売上げが上がり、社長さんの給料も高くなるのは、どこも同じです。
先ほどのプロ野球選手の話ではありませんが、プロ野球選手の平均寿命は、たったの2~3年と言われていますが、保険代理店も2~3年で廃業に追い込まれる方もいます。