中途採用募集が多い営業職について
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営業職というのは、会社というシステムが存在する以上、なくなることはないと思います。
銀行にしても、証券会社にしても、生命保険会社にしても、やはり、営業職は必要です。
営業職の中には、上記の金融系の営業以外に広告代理店の営業や新聞会社の営業などもありますが、どの営業も新規開拓営業になりますので大変です。
営業職の求人を見ていると中途採用募集の会社がたくさんありますが、中途採用を募集していると言うことは、それだけ欠員(退職者)を補充する必要があるということです。
ルート営業の場合、あらかじめ決められた固定先の会社やお客さんを訪問するので、断られることによるストレスを感じることはないかもしれません。
しかし、新規開拓営業の場合、常に数字を求められますのでプレッシャーとは隣り合わせで気を休めることができないため、辞めていく営業マンが多いです。
商売・ビジネスの流れを分析すると、以下のような流れになります。
1 見込み客を集める
2 集まった見込み客を成約させる
3 成約したお客さんをリピート客に育てる
表現方法には個人差がありますが、どの会社であってもこのパターンになります。
中途採用募集が多い会社の仕事は、1の部分が欠けていると思われます。
そこで、新しく営業マンを募集するのですが、1の「見込み客を集める」という作業は、上記の流れの中で最も難しい作業だと言われています。
中途採用を募集しても、多くの営業マンは新規開拓営業ができないため、退職者が増えるのですが、このような会社は悪循環になっていますので、少し注意が必要です。