セールスとマーケティングの違い
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セールスとは、英語で日本語に直すと「営業」になります。
多くの会社では、お客さんのところに訪問して、物を売る行為を営業といいます。
では、「セールス」と「マーケティング」の違いは何なのでしょうか?
この違いをはっきりと区別していないと営業の仕事が上手くいきませんので解説します。
マーケティングとは、商品に興味のある人を見つけることです。
セールスとは、商品に興味のある見込み客を成約することです。
簡単に説明すると、上記のようになりますが、ここで注意が必要です。
それは、集まった見込み客の全ての人が成約にいたることはありえないと言うことです。
成約率は、業種や職種によって異なりますし、対面営業であれば、営業マンの技量によって変わってくると思いますが、ここは、セールス力の差になります。
扱う商品や販売価格によっては、成約するまでに数回のフォローが必要になったりしますので、見込み客のフォローを忘れないようにすることが大事です。
インターネットであれば、資料請求してくれたお客さんの10~20%の方が成約する業種や職種もあるそうですが、お客さんは、いろいろ考えた結果、購入を決断します。
つまり、商品を見て、その場で即決になることと言うのは難しいのです。
バブルの頃であれば、そのような事もあったかもしれませんが、現在は難しいでしょう。
その理由は、やはり、物が溢れている時代だからというのもありますが、お客さん自身も自分が欲しい物がわかっていなかったりしますので問題提起をすると上手くいきます。
よく、「セールス」と「マーケティング」をゴチャ混ぜにして、初対面の人にいきなり商品を勧めて失敗する営業マンも多いですが、このような事をするとお互い傷つきます。